香港のウォーターサーバー普及率

" 約3年間ほど、中国の特別行政区である香港に住んでいた。香港の各家庭には貧困層を除き、ウォーターサーバーを保持している。日本と香港のウォーターサーバー普及率の違いを比較検証していく。  香港の水道水は、日本の水道水と比べてカルキ濃度が極めて高いためウォーターサーバーの普及率が高い。日本でウォーターサーバーの普及が各家庭まで浸透していない原因のひとつは、水道水のカルキ濃度にあるのではないだろうか。  またお湯を沸かす場合、日本では大半の家庭がヤカンを所持していて、水道水をヤカンに入れて火に掛ける事が一般的である。しかし、香港の場合はヤカンの価格や粗悪品で沸かしたお湯の錆臭さなどの理由から、所持していない家庭が多くお湯を使用したい場合はウォーターサーバーから直接お湯を入れるケースが多い。  上記で挙げた通り、水道水やヤカンの環境といった外部要因が普及率に大きく関与していると考えられる。こういった外部要因があるにも関わらず、日本のウォーターサーバーの普及率は上昇傾向にあると言う。それは香港の様な必要性からの普及ではなく、味や利便性といった理由からの普及だと言える。"